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日本のかき氷

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日本の「かき氷」の歴史は意外と古く、平安時代にはもうその存在があったとされています。当時は金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ)に、蔓草の一種である甘茶蔓(あまちゃづる)、甘葛(あまづら)などの甘味のある樹液や砂糖蜜をかけて食べていたようで、清少納言の『枕草子』にも登場してきます。

また、氷は氷室に貯蔵された、厳冬期にできる天然の氷を利用していた為、たいへん貴重なものとされていました。昔々の「かき氷」は庶民にはなかなか手の届かない、平安貴族が許された最高の贅沢だったのです。

そのかき氷がようやく庶民のものとなったのは明治時代です。それまでは、ボストン氷という天然氷を半年がかりで米国から輸入していた為、氷はまだまだ高価な代物でした。しかし、食の実業家"中川嘉兵衛"が「函館氷」を横浜へ出荷することに成功すると、明治二年には神奈川の馬車道で、日本初の氷水店が開店したのです。そして明治中期に製氷機、昭和初期には氷削機が登場し、ようやく今のような一般的な食べ物になったのです。

平安時代から1200年以上が経ち、今ではかき氷は夏の風物詩として、世代を超えた多くの人に愛されるお手軽なジャパニーズスイーツとなりました。日本のかき氷、ご賞味あれ。



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ちなみに、7月25日は日本かき氷協会によって「夏氷(な7・つ2・ご5・おり)」のゴロ合わせから「かき氷の日」と制定されています。ちょっと無理やりな気もしますが、日本人もあまり知らないこの記念日、頭の片隅で覚えておいても損は無いかもしれませんね。



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かき氷を急いで食べると、キーンと頭が痛くなった経験はありますか。
それは一般的に「アイスクリーム頭痛」と呼ばれる現象で、原因としては下記の2つのいずれか、または2つが同時に起こったことが原因だと言われています。

1. 「冷たさ」を脳に伝える神経が、急な冷たさを多く受けエラーを起こし「痛み」を伝える神経まで刺激してしまう為。
2. 「冷たさ」を引き金として、頭の血管に一時的な炎症を起こしてしまう為。

★回復方法
1. かき氷の冷たい器をおでこに直接当てる。
→本当の冷たい刺激を脳に伝えることで、「冷たさ」と「痛み」の神経の混乱がおさまると言われています。
2. ひたすら我慢!! 

かき氷は、ゆっくり、味わって食べましょうね。



家でも簡単につくれるかき氷機。おみやげにもおすすめです。

日本の家庭では、冷蔵庫にある氷を使って、かき氷作りを楽しみます。
ホームセンターや、ショッピングモールなどで手軽に手に入る、手頃な価格のかき氷機。サイズもコンパクトなので、日本の思い出として、また、お土産としてもオススメです。


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*写真は転用禁止です。